大薮隧道

大薮隧道

完全閉鎖

別子山側　旧道敷？

こちらは、現道脇に妙なスペースが残っており、
左から隧道を抜けて来ていた旧道の線形が偲ばれます。

法面の大規模な開削及び、覆工は圧巻です。

別子山側　坑口

少しでも痕跡がないものかとフェンスを乗り越えましたが
相変わらずバカやってるだけなので真似しないで下さい。

フェンスの最上部はネズミ返しの意味があるのか、
とてもフニャフニャしていて登りにくくなっていました。

下手したら落ちます。

別子山側　坑口

坑門は削り取られていましたが、
コンクリの壁が残されていました。

思わぬ収穫にちょっと喜びましたが、
やはりコンクリには一部の隙もありません。

最後まで内部の様子は伺えませんでした。

閉塞上部

当然、扁額もありません。

この隧道は蜩橋の完成した4年後、
平成9年に閉鎖され、供用は39年でした。