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コンクリ坑門+素掘りに吹きつけ

内部
中心部は素掘りにコンクリ吹付けで、
可愛らしいお地蔵さんが一体祀ってあります。

隧道のデータを下記に。

昭和27年改修(竣工年不明)
この年にHONDAスーパーカブが発売されました。
延長は32m(中心は27.5m)、幅員3.5m、高さ3.6m。

コンクリと素掘りの接合部
ツララの様子を見るに、普段からここは湧水しているようです。

この隧道、驚くべきことに昭和3年の地形図には既に載っており、
現在の中心部の姿ですら拡幅改修された姿となるようです。
改修年は隧道リストに記載されている昭和27年と予想されます。

元々は歩行者用の小さな素掘り隧道だったのでしょうか?
この辺りは修験の山として古くから開かれているので、
修験者達が通っていたのかもしれませんね。

山側 坑口
ご覧のように、上部にほとんど山がありません。

現在ならあっさりと切り通されるでしょうから、
コンクリ製のロックシェードが設置される際に
開削されなかったのも奇跡的なのかもしれません。

隧道より先は・・・
この先は木地奥林道という林道に繋がっていますが、
かなり強力なバリケードが設置されていて車両通行止です。

徒歩や自転車なら行けるのでしょうが、
バイクを通すことはかなり難しいフェンスでした。(H.16時点)

ちなみに木地奥林道にも隧道が3本あるようなので、
いつかは歩いてでも行ってみようと思っています。
山さ行がねがみたいにチャリを持ち込もうかな?
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