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コンクリ巻

歩道隧道 R56側
勿論近代的な造り。坑門に絵が掘り込まれています。
歩道隧道に絵を掘り込むのは最近の流行なのでしょうか?

車道隧道と比べても直線的に、山の斜面を無視した
近代的なトンネルとして設計されています。

歩道 銘板
平成8年完成。

非常ベルと照明が沢山設置されて安全を確保、
また、両坑口の脇には監視カメラもありました。

車道隧道の延長は192m、幅員6.3m、高さ3.8m(有効3.2m)、
歩道隧道よりも70mも車道の方が短く造られています。

車道隧道R56側 坑口
バイパス完成後は放棄されるのかな?

この地区には平家伝説が残されており、落ち延びた平家の武士が
再起の日の為に鎧兜や刀剣を山に隠したと云われているそうです。
その為、むやみに山を掘り返すものには災いが降りかかると畏れられ
昭和30年代になるまで隧道など道路整備がほとんどされなかったそうです。
しかも、その県道整備中に地元区長が亡くなったものだからさあ大変、
今に至るまで道路の整備が遅れる要因になってしまったそうです。

以上、新聞で読んだ内容をまとめてみました。
バイパスが早期に、かつ無事に完成するよう祈っております。

扁額
後述の資料に掲載されていた工事の紹介には、
トロッコを敷いて工事をしている写真もありました。

隧道は昭和31年竣工、昭和38年拡幅。

昭和31年には原子力委員会が設置されていました。
昭和38年には国鉄の横須賀線鶴見で二重衝突事故、
死者161人傷者120人!という大規模な列車事故が発生したそうです。
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